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卵子が育たない原因は、人それぞれです
卵子がきちんと育たないと、排卵が起こらない状態に陥ると言われてます。妊娠するためにも、卵子を大きく育てることが大切になってきます。
しかし卵子が育たない原因はさまざまあり、原因がわからないこともあります。ただ精神的、身体的ストレスは良くないと言われています。
また身体を冷やすことも良くないと考えられています。さらにホルモンの分泌異常などが原因になることもあるため、専門医に相談するようにしましょう。
卵子が育たない原因が、不明な場合もあります
一般的に不妊症とは、避妊せずに、通常の結婚生活を送っているにもかかわらずに1年以上妊娠しない状態のことを言います。5~6組のカップルのうち、1組程度の割合で、不妊症に悩んでいると言われています。
不妊症は人によっても起きる症状が大きく異なり、男性や女性、あるいは両方に原因がある場合など複数のケースが存在するでしょう。しかし検査を行っても、原因が何も判明しないこともあります。
不妊症の1つの原因は卵子の問題です。卵子は排卵する時期になるとある程度まで育つようになります。
育つことで、卵胞の外に飛び出し排卵が起こります。しかし何らかの原因で、卵子が育つことができずに、卵胞の外に飛び出せないことがあります。
そうなると排卵ができずに、妊娠は成立しません。
卵子が育たない原因は、はっきりわかっていません。不規則な生活や乱れた食生活などが原因の一因と考えられています。
また精神的、身体的ストレスや身体の冷えなども影響していると言われてます。そのためこれらの原因を少しでも減らす生活を過ごすことが大切になってくるでしょう。
まずは考えられる原因を取り除き、卵子を育てるよい環境を作ることが重要です。ただ育たないからと言って、気持ちが焦ったり不安が強くなったりすると、卵子にとってよい環境ではなくなります。
焦らず、自分がきつくないところから生活を見直すようにしましょう。
卵子が育たないと、妊娠する確率は低くなります
卵子がうまく育っていないと、自然に妊娠する確率は低くなります。18mm以下であれば、排卵が起こりにくいと言われています。
無排卵の状態でも生理は起こります。無排卵周期症とも言われており、基礎体温では高温期がなく、低温期だけになります。
そのため基礎体温を調べていれば、ある程度は排卵が起こっているか否かを調べることができます。
無排卵周期症は、卵胞が破裂しなかったため、卵巣の壁に張り付いてしまうことが原因で起こります。またホルモンの異常など病気の可能性もあります。
また体外受精などを行う際にも弊害になると言われています。体外受精は、しっかり育った卵子を使用します。
しっかり育った卵子を体外で受精し、子宮内に戻すというやり方です。育っている卵子がなければ、体外受精を行うことができません。
不妊治療を行う場合は、どのくらい育ち、形などがよいかが大変重要になると言われています。
専門医に相談するようにしましょう
卵子が育たないからと言って、妊娠ができない訳ではありません。卵胞の成長を促すような内服薬や注射などによるホルモン剤があります。
ホルモン剤を用いることで、排卵できる状態に育てる効果が期待できます。しかしホルモン剤を使用すると、人によっては副作用が起こる場合があります。
・身体がだるい
・頭痛
・子宮が腫れる
身体の状態を確認しながら、ホルモン剤を用いることが大切になります。そのため不妊治療を専門としたクリニックに相談するようにしましょう。
まずは卵子や排卵の状況などを診てもらってください。その後必要であれば、ホルモン剤などを処方してもらうようにしましょう。
ホルモン剤を使用している最中、身体に異変を感じた場合には、すぐに処方してもらったクリニックを受診してください。
ムリしてホルモン剤を使用し続けると、副作用が強くなり寝込むなどの状態に陥ることがあるため注意しましょう。
(まとめ)卵子が育たない原因とは?
卵子が育たないと、排卵することができません。育たない原因はさまざまなものがあり、原因がわからないこともあります。
精神的・身体的ストレス、身体の冷えなどが原因になることもあります。病気の可能性もあるため、専門医に相談するようにしましょう。
不妊症とは、避妊していないのに1年以上妊娠しない状態のことです。不妊症になる原因が、判明しないこともあります。
卵子が育たないと、妊娠する確率は低くなります。不規則な生活やストレスなどが原因と言われていますが、はっきりわかっていません。
18mm以下であれば、排卵が起こりにくくなり、自然に妊娠する確率は低くなります。無排卵周期症の場合、高温期がなく低温期だけの状態です。
無排卵周期症は病気が原因の可能性もあります。卵子が育たないと、体外受精も行えない場合があります。
ホルモン剤によって、卵胞の成長を促し排卵できる状態にする効果が期待できます。ホルモン剤は、倦怠感や頭痛などの副作用が起こる恐れがあります。
医師の判断のもとで、ホルモン剤を用いるようにしましょう。